思い起こせば今回のトラブルですが、 JAL の記録に残る出来事かも?
札幌の千歳空港で燃料街している間に CA と「これが平日だったら堂々と会社を休めるんだが。。」などと馬鹿話をしていたのですが、その CA もこのような大騒ぎは初めてとのことでした。有る意味、歴史的出来事に出くわしたのかも知れません。
成田に着く直前、機長のアナウンスで
「 JAL グループ総力を上げて皆様を最後まで送り届けます。」
というのがすごく印象に残りました。
企業のプライドを掛けて、人命を優先し、またプライドを掛けて乗客を送り届ける。
事実、乗客 数百人に対して、首都圏 4 箇所にバスを用意し、乗り継ぎ客 100 名に対しては全員にホテルの部屋を用意し、翌日の乗り継ぎ便と、空港までのバスを手配。
当然、マニュアルにある作業なのかも知れませんが、今思い起こすとまさにプロの仕事だなと。。色々経営的に問題点が取り沙汰される会社ですが、こういう底力はひとりひとり持っているものなのだろうなと。
つい先日、かつての上司と雑談。
「サムライしか要らん。」
いざッとなった時、プロの仕事こそ必要。
それを支えるのは高い志とそれが生み出す弛まぬ努力。
そしてそれらに裏打ちされた自信と誇り。
今回、 JAL の機長の言葉に、ちょっと感動しました。
我らもそうあらねば。。