2011/05/06

回想:自転車でお遍路 2010/05/13-1

室戸岬へ続く海岸線。
翌日は快晴。 前夜、ゆっりできたのが幸いしたのか、あるいはスケジュールの縛りがなくなったのが幸いしたのか、気分的には快適になった。
しかし、何故か速度が上がらない。。時速 15km/h とか、下手すると 10km/h を切っている。。大した坂でもないのに。。後で向かい風だと気がつく。自転車にとって最大の問題がこの向かい風。上り坂はしんどいが、自分にしんどいのだと視覚的に言い聞かせて納得している。が、向かい風は走っているときには気がつかないことが多く、意外なほど速度に影響してしまう。。
室戸岬へ続く海岸線。

青年大師の像。
この像はあちらこちらのガイドブックに出ていた。いよいよ室戸岬が近づく。
その前に寄るところがある。

御厨人窟
この洞窟は弘法大師空海がその名、「空海」を名付けた場所とされている。写真が上手ではないので写りこんでいないが、これは洞窟の中から外、外は海、を見つめて撮っている。この光の先に海が見える。海の上には空があり、これが空海の名前となっている。なんとも壮大な話だ。

 写真を中で撮影したが、光の下限でうまく映らない。。
まあこういう聖地は写真で残すのではなく、心に焼き付けるべきなのだろう。。
 出口で海を見た写真。空と海が見える。が、凡人の私にはこの僅かなコントラストから悟りは開かない気がする。。
昨日届かなかった、室戸岬。
一日遅れだが、自転車を漕いでいれば着く。 (^^)
 
さて、室戸岬の先端には札所がある。地図では気がつかなかったが、メチャメチャ坂の上だ。 (*.*)
シューズを履き替えて、押して上がることにした。そして、この日から、「自転車によるお遍路」は実は「自転車を押して上がるお遍路」と読んでもいいのだと言うことを知る。。

二十四番 最御崎寺 への上り坂

二十四番 最御崎寺 への上り坂

二十四番 最御崎寺 への上り坂





綴織の坂を何度か曲がると、 24 番最御崎寺が現れる。
二十四番 最御崎寺 山門



二十四番 最御崎寺 山門



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