2011/05/08

回想:自転車でお遍路 2010/05/23 自転車押して、 2 時間、横峰寺。

この日は朝から雨。それも結構強く降る雨だ。朝食を済ませて、準備しているとどんどん歩き遍路の方々が出発していく。彼らは荷物を宿に残してアタックする。おそらく頂上までは 2.5h ほどかなと?私の方はバスも使うが、ひょっとすると頂上で出会うかな?などと考えていた。

準備万端、宿にお礼を告げて出かける。

まずはコンピニで携行食を補給する。。。車用の登り口はコンビニから曲がっていくのだ。

コンビニでの写真。

元気に出かけた歩き遍路の人々、すごいなと感想を述べている。

この時はは更に自転車を押して上がることになるとは思いもせず。。
で、私も出かけることに。

で、その車道から出ている看板に従い、横峰を目指していく。最初のうちは自転車で漕げる傾斜だ。が、すぐに難しくなり、押して上がる。時々フラットなところもあるので、押したり、歩いたり。。この日はビンディングを外していたはずだ。こぐことより歩くことを優先していたので。。

 これは別のルートで上がる道との合流地点。この写真を撮影した方角に向かってこれまで走ってきた。が、帰りはこの映像の左側の道をずっと下っていくことになる。標高は 185 と記録されている。 5m から登っているのですでに 180m ほど登っていることになる。
 この写真は上の写真の看板を背に、これから登るルートを写している。この車道から右にそれていく分岐路があり、そちらが横峰だ。
バスの乗り場はその分岐路の少し先だ。













で、ほどなくバス乗り場に到着するが、ここでなんとバスが動いていないことが解る。

バス停でのライブログ。

なんと、時間通りとかではなく、人が揃わないと動かないらしい。。
この日は雨だし、朝一とも違う時間に来たので周囲には私一人、一人だとバスは出ないのだ。。

で、いつになると動き出すのかわからないというので、諦めて自転車を押し上がることにした。だいたい 10km ほどあるので、 2 時間ほどの歩きになるか? 2 時間の自転車押しはこれまで経験がないが、これまでの数々の札所ごえが経験値となり、また前日のご主人の助言で朝からアタックして時間が一日あるのが余裕となり、この雨の中押して上がることを決意した。


 標高 460m 付近。時刻は 09:54 となっている。
とんでもない道だ。普通のアスファルト路面だと滑るのでコンクリートのザラザラ路面。
この写真は下に向かって撮影しているので、雨が流れていくのが見える。
 こちらの写真はほぼ同じ箇所。カメラは上を向けている。ここを登っているのだ。しかし、下りもここを通るので怖いなと考えている。
 11:18 の写真。標高は 812 。見だり手に見えるのが駐車場だ。横峰寺はこの右下あたりに位置する。
2 時間は淡々と過ぎた。最初から2時間だと解っているとそのペースをあえて越えようとしない。ましてやこれだけの雨の中だ。無茶をしないのが幸いした。疲労感はそれほど実は無かった。
 六十番 横峰寺 登山道(車用) 駐車場から寺への案内。
自転車を止めて、横峰寺を目指す。多分、もう歩きの人々は行ってしまったろうなと思っていた。
とろが、私から寺院の屋根が見えるところまで近づいたとき、聞覚えのある笑い声がした。一人、若い女性が宿泊客にいたのだが、その人の笑い声だと知れる。その後を追うようにこれまた見覚えのある男性連れが前からやってきた。会えないかと思っていたのがここであえて嬉しいと声を掛け合う。不思議な事がやはり起こる。同じ山を目指して無効は徒歩、こちらは自転車を押して上がる。まあ参拝時間の 30~40 分の時間は場があるものの、このポイントで出くわすことになるとは思っていなかった。不思議なことが起こるものだ。。
などと考えながら、境内に入っていく。

 六十番 横峰寺 境内。
この後更に驚きの出来事が待ち受けていた。。
この写真をとった直後ぐらいになんと、 T 氏と再開する。なんと彼はバスで登ってきたらしいのだ。前日は私が宿泊した少し手前ぐらいまで来ており、快調に来ていたが、自転車の調子が悪く、駅から出ているバスで上がってきたらしいのだ。
こんな偶然があるものか。
彼はこの雨の中 800m も自転車を2時間掛けて押し上がってきたことに驚いておられたが、私はこんなところで再開する事自体、大変な驚きであった。
 六十番 横峰寺 境内
 雨の横峰、自転車二時間押しでたどり着く。偶然再会したT氏、撮影。

色々な出来事が起きた横峰寺。お遍路最大の山場だったかと思う。 T氏とはこの後、一日遅れぐらいのペースで進むこととなり、結願するまではご一緒しない。この後出会うのは結願直後の高野山となる。









横峰の参拝を終え、駐車場に戻る。そこで今度はビンディングシューズに履き替え、山を下る。
下りは 16km にも及び、この雨の中体が冷えた。で、たどり着いたコンビニで温かい食事をしている。

昼飯のカップ麺。

この先はホテルまで何も無い。ひどい雨なのでゆっくりと走っていくことにした。

 六十五番 三角寺麓 ビジネス旅館 京極。
コンビニからは 37km ほど走った。
部屋はこんな感じ。これまでのお遍路宿と違い、宿泊客は作業員の方だ。どこかの工場の現場の方か、あるいは道路工事の現場の方か?定かではないが。。

この日は日曜日ということで、食堂が用意できないので、近くのコンビニで弁当買って食べました。












この日の走行距離は 67.5km でした。
この日のライブログもなかなか面白いことが書いてあるのでここにリンクしておきます。

ライブログ

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