2011/05/08

回想:自転車でお遍路 2010/05/21-1 岩谷荘から、三坂峠。

この日は前日の激闘もあり、ゆるい目の旅程設定をしてある。松山市内で宿泊し、その周囲の 53 番ぐらいまでを打っておくプランだ。これは最後の最後で大慌てすることとなるのだが、そんな事は当然知らず、呑気な気分で一日は始まった。

朝食はこんな感じ。。

なんと、炙りもの付きだ。

食事を堪能したら、程なく出発。


 これが岩谷荘の写真。国民宿舎なので食事が良い。
 これは岩谷荘の前の道路。看板が出ています。
 軽く、一山超えたところで、一休みがてら宦官を撮影。面河渓という文字に目が止まったのだ。子供の頃、家族旅行で来た記憶がある。そういえば、道後温泉に来た記憶がある。。突然思い出した。看板を見て、思いとどまったのだ。
記憶のどこかに追いやられていることがあるんだよね。不思議なもので人の記憶は。
 前日、登りつめて生きたトンネル。逆に今日もここまで上り坂。そしてここからは先日の修な上り坂を下ることになる。トンネルは目印にもなるので、撮影。
 その後、再度上り坂がだらだらと続くが、これは漕ぎきる。そして、三坂峠。ここからは下りだ。

ここから少し行くと、道端に見たコトルある自転車が止まっている。で、よくよくみると、なんと T 氏がいるではないか?「こちらに来い」と手招きしている。
なんだなんだと寄って行くとこれまた見たコトルある人が現れた。そうだ、この人は前日の宿でコインランドリーの前に居た人だ!
聞けばこのあたりにお世話になりながらお遍路していると。で、この場所はそのお世話になっている方の作業小屋だったのだ。


ここで、ミカンだの、せんべい?だのさんざんご接待いただき、ゆっくりと休憩されていただいた。
そして、ここを出て、いよいよ峠を越え、松山に向かう。
もう峠はすぐこの写真の先だ。
峠の先は延々下り。なんの動力もいらないのではなく、さんざん制動力を使いながら降りていく。そして、次の札所の浄瑠璃寺に行くにはこの車道から外れて、別の道を降りていくのが近道。地図で事前調査していたときには、この分岐点から「上り」だと何故か思っていた。下り勾配から外れる道なのでそう思い込んでいただけなのだが、実はえぐい下り坂。。
写真には写し込んでいないが過激に下る。しかも道は細い。で、ブレーキを握りしめたまま、ジェットコースターのように降りた。
今データを見てみると、最大で 17% 程度。多分、道がガタガタだったのが恐怖心を煽ったのかも?

で、その後は無事田んぼの中に出てきて、安堵した次第だ。

この先は次々と札所が出てくる。余裕のはずが閉門前のバタバタ劇となったのは次の投稿に続ける。。

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